Wiiの「
バイオハザード4 Wii edition」
最終章の途中でやめた。おそらくあと数時間でクリアなんだろうけど、「もういいかな」って気になってしまったので。
2005年のゲームキューブ版のときすぐ買って、序盤だけやって「おお!これは!」という驚きで、ファーストインプレッションはかなり良かった。でも、なぜかそのあとやらないまま積んでしまって、数ヶ月前、Wii版が廉価版になったのを機にもう一度買い直し。始めからやり直してみた。
この「4」からシステムが大きく変わり、シリーズのテコ入れもうまくいったかのように思えた。でも、実際しばらくプレイしていると根源的なところがあまり変わってないんだよ。目的地に行くために、こっちにいったら鍵がかかっていて、遠回りして鍵を探して見つけて元の場所に戻って・・、ていうのが大体メインの進行。こういうシネマティックな内容のものにあからさまなゲーム的センスを入れるという事自体は決して嫌いではない。MGSシリーズなんかもシリアスな中にちょっとお茶らけた要素を入れたりしていて。でも、このバイオ4のやり方はちょっと旧態然といしているという印象の方が強い。プレイヤー視点が変わったり、アクション的要素が強くなって大きくゲーム性を変えてもここらへんが変わらなかったのが残念なところかなー。で、本当はこれらの不満を一気に変えてくれるのがストーリーのおもしろさだったりするのだけど、知っての通り、バイオのストーリーなんて、あってないようなものだからねぇ。ここらへんもMGSとの違い。アドベンチャーなんて、基本はお使いになってしまうのはしょうがないのだから、せめてもうちょっとボヤかすというかプレイヤーを騙す感覚も入れて欲しかったな。
ゲーム部分の出来自体は特に悪いところはなく、適度な緊張感を保ったまま進んでいくので、ついやめどきを失う。なんとなく「EASY」で始めたが、実はこれでも結構難しい。常に弾薬切れを気にしながらプレイしなくてはならない。それでもなんとかなっているのはバランスがいいという事なのかも。まあ、初プレイで「NORMAL」はやめとけって事で。
来年発売になる「5」もかなり期待している作品ではあるが、このお使い感丸出しを上手い事ボヤかしてくれる感じに仕上げてくれる事を願います。
録画してあった「
BRASSREITER」全24話を観終わった。
病原菌のようなもので人類が少しずつデモニアックと呼ばれる異形と化していくのが物語りの幹となっている。デモニアックになると次第に人としての心も薄れていくという。ただ、変貌というにはあまりにもサイボーグっぽすぎる外見というか、パワードスーツのようにも見えて、あまり事態が深刻な感じはしない。それでも、ニトロプラスらしいハードな世界観づくりが徹底しているおかげで、全体的に悲壮感に満ちた重厚な雰囲気を楽しめる。このあたりは期待通り。
最初、主人公だと思っていた人物が数話で死んでしまって、三分の一くらいまでストーリーが進むまで誰が主人公なのかわからなかったなー。というか、この主人公よりも周りを固める人間の方が個性が強くて魅力的なんだけども。ただ、それらの人達はほとんど死んでしまうがね。
正直まだ、真相のようなものに触れていない前半部の方が個人的にはワクワクした。後半、主人公の過去の業から話が核心へと向かっていく頃にはちょっと飽きがきてしまっていたかな。最後の方は惰性で観ていた感もあった。
基本的には好印象の作品だったけど、終盤にもうひとつなにかあったら、より良かったかも。
11月は2本です。
アシパンからのお誘いも会ったけど、OTOと連日で両日共に早朝から仕事が入っていて、3日間不眠不休になってしまうので、泣く泣く今回は見合わせてもらいました。
でも、アシパンでは是非やりたい!またのお誘いを待ってます!
11/12(水)@秋葉原
Club GOODMAN
O/18:30 S/19:00
前/\1,500 当/\1,800
CARANMBA / Dead Eyes Production / Stranger Than Paradise/
Psy-VOGUE
11/23(日)「MUSIC TOY BOX!!」@新宿
OTO
※22:00~
2000YEN(1D) W/F or WEB-1500YEN(1D)
Live:
Psy-VOGUE etc..
DJ:TEPPEI(Psycho Beat Squad/ex.ANAPHYLAXIN SHOCK)、TALE THA MADD BIANCO A.K.A Y.O.K.O(POINTER BROS./3T) ABE(POINTER BROS./K.A.H.M)
HAYATEE(NUT1- 3) DJ SHININ’OK!! W(coconuts disk) KIYONO
& SPECIAL GUEST DJ
12日、出番は3番目で20:30からです。
またCARANMBAと一緒で嬉しいっす。この、鈍器で殴られたような衝撃を体感した事ない人は是非どうぞ。他の方たちは初めてだと思います(たぶん)。こちらも楽しみです。
23日は先月と同じくOTO。今回は祝日前という事でオールナイトイベントになってます。
前述したヨコオ君の激ヤバDJも堪能出来ます。もちろん我がサイコビート・スクワッドを統率するTEPPEI君のDJも必聴!Psy-VOGUEも出しゃばってまたホストMC参戦致します。遊びにきてね。
ここ数日は夜に楽しい時間を過ごしたものが多かった。
土曜日は、沖縄からトクメイ君が
カクマクシャカのライヴDJとして東京に来ていたので、一緒に渋谷で飯を食う。
ノリで、アシッドパンダカフェに行ってみようという事になったので、以前から興味あったアシパンにノリ込む。
イベント前の時間だったので、お客さんは自分達以外居なかったが、スタッフの人が楽しく、かつテレビの前にはゲームの最新ハードがズラリ。その中に初代XBOXがあるのにトキめいた。
「MIDWAY ARCADE TRESURES 2」があったので、Richと二人でMY FAVORITE GAMEである「TOTAL CARNAGE」をプレイ。2年振りくらいにやったけどやっぱりイカれてるなぁ。わりとギャラリー(というか店員の方々)も盛り上がっていたようなのでよかった。
こういう、サブカル色が強いハコもおもしろいもんだな。すごく居心地が良かった。
今度はここでライヴも是非やってみたい!
日曜日はオルガンバーへ。
先日、OTOで激ヤバなDJを披露していたヨコオ君のもうひとつのイベント。こちらはまたDJスタイルが違うようなので、また楽しみに。
強豪なDJ達が最先端の音源を駆使してDJをする一夜らしく、新しい音楽に疎い自分には特に刺激的な夜でした。
ヨコオ君のDJはやはり素晴らしすぎるもので、ここ数年こんなにDJで感動する事あったかな?って位のもの。
さらに彼は自分の高校の後輩だった事も発覚!急に親近感もでましたw
このイベントとか、このあたりの動きは中々おもしろいものがあるようなので、今後も絡んでいけたらありがたいなーと思っとります。
ちなみに今月もOTOでうちらもやりますよ。
NINTEDO DSの
「
ケツイ デスレーベル」をクリア。
アーケード版は未プレイ。
でも、元の部品を使って携帯用に一から再構築したので、移植作というわけではないらしい。DSの小さな画面で弾幕STGをどんなアレンジによってやらせるのかという部分にとても惹かれて購入してみました。
オリジナルに比べるとかなり大胆なアレンジが施してあって、ほぼボス戦の連続によって進行してゆく。攻撃の仕方もオリジナルとはちょっと違う感じに。
どんどんマニアック化していく弾幕STGもDSというハードで出すに当たって、だいぶ入り口を広く設けたようだ。そのひとつとして、開発者によるプレイの仕方をとても丁寧に、かつユーモラスに解説したコーナーがある。正直、これのおかげでシステムを理解するのがかなり早かった。
あと、ゲームオーバー時にそのときプレイによって出た、360で言うところの実績解除のようなものがある。これだと無数のパネルが開いていく仕様になっている。これ、アイデアはいいんだけど、ご褒美が難易度の上がったゲームモードと解説コーナーだけってのはちょっと寂しいかな。でも、ただテキトウにプレイしていてもどんどんパネルが開いていくのは気持ちいい。ここらへんはスマブラの影響とかを受けているのかも。
部位を破壊するごとに敵弾が一度かき消されるのもいい要素のひとつ。
もう、こんな弾幕避けられるかよ!ってあきらめかける一歩手前で救われる。意外とこれがプレイ持続力に繋がっているような気がする。
とにかく、ここ5年位、個人的にはケイブ系の弾幕STGの行きすぎ感に辟易していたところがあって、新作が出てもあまりやる気にはならなくなっていた。でも、マニアック一辺倒なアーケード版をここまで噛み砕いて、弾幕STGのおもしろさを提示する姿勢はとても好感が持てる。実際、昔「
怒首領蜂」に大ハマリしていた頃と同じくらいの興奮とハマリ度だったように思う。こういう、家庭用に移植するための、大幅なアレンジでもっと他の作品も遊んでみたい。
PSPの「
英雄伝説Ⅵ 空の軌跡FC」をクリア。
セツない・・・。
エンディングが切なすぎる。
まあ、続編のSCと一組の物語だからしょうがないのかもしれないが。
それでも、作品としては素晴らしくて大満足。
所謂王道ファンタジーRPG。剣と魔法中心。音楽はケルティッシュでときにオーケストラ的な曲で盛り上げる。古くからある和製RPGの良さをしっかりと踏襲していて、逆に今の時代には貴重かもしれない。
戦闘や育成のシステムも、ほどよい味付けでとにかく全体のバランスを損ねるような事を慎重に避けて作っているのがわかる。まあ、そこらへんを徹底しているあたりも和製っぽい。
ストーリー自体はそこまで凝ったものでもないのだが、キャラを立てるのが上手く、みんな魅力的に思えるのと、気の利いたセリフの数々、あとやっぱりそれらを盛り上げる音楽のおかげで、常に引き込まれてしまう。さすがファルコム。
こういった超直球系ファンタジーでここまでいいと思ったのは10年前にサターンで出た「
グランディア」位かも。
正直、新作系でこういう作風のものをやれるのはかなり嬉しい。この先もファルコムには頑張ってもらいたい。
11月の末に続編以降をパックにしたものが発売されるから、まちがいなく買いますな。